映像、音声系のトラブルは最も多くある事例です。
今回は、SONY WV-H6 で実際にあった修理事例をご紹介します。

ご依頼内容と症状の確認

 VHSの3倍のビデオテープを再生するとステレオ音声が出ないという依頼でした。
まずは、いつも通り内部を精密に検査しました。
映像関係なのでヘッドや基盤を重点的に検査します。

WV-H6の精密検査

診断と原因の確定


検査した結果、基盤であることが判明!

WV-H6の基盤交換

修理作業内容

VHS側のメイン基盤をの丸ごと交換
交換後、各機構の調整と内部クリーニングも行い、再組立て。

WV-H6基盤交換

動作確認と完了

3倍モードで録画されたビデオテープにおいても、ステレオ音声の再生を確認することができました。

当店では、お客様からご申告いただいた症状だけでなく、関連する機能や他の部分についてもすべてチェックを行っております。
今回のご依頼はVHS側の映像に関するトラブルでしたが、8mm側の動作や内部の状態も含めて総合的に確認しています。

カセットの挿入・排出、再生、巻き戻し・早送りなど、基本的な操作についてはすべて問題なく動作することを確認し、安心してご返却できる状態に整えております。

なお、修理の過程で新たな不具合が発見された場合は、その都度お見積もりを提示し、お客様にご判断いただいてから修理を行っております。
古い機種の場合、納品後すぐに別の不具合が発生するリスクもあるため、なるべく一度の修理で長く安心してお使いいただけるよう、先回りしてチェック・ご提案をさせていただいております。

まとめ、料金

技術料金16,500円
部品料金3,300円

※業務用の場合、作業困難度によっては料金が変わる場合があります。
※別途送料がかかります。

WV-H6は、VHS・8mmも再生できる名機です。
捨てずに、ずっと大事にしてあげてください。

技術力の高い経験豊富なエンジニアが皆様のビデオデッキをお直しします!ぜひお問合せください!