本日は、SONY製のダブルデッキ「WV-DR9」の修理事例をご紹介します。

ご依頼内容と症状の確認

お客様よりVHSテープが挿入できないという症状でご相談いただきました。
WV-DR9は、VHSとDV(MiniDV)に対応した高機能ダブルデッキで、業務用途でも使用されている方の多い人気機種です。

wv-dr9修理事例

診断と原因の確定

本体を開封して精密検査を行ったところ、

  • キャプスタンモーターの劣化による回転不良
  • タイミングベルトの摩耗による機構動作不良

が原因で、テープの挿入・搬送機構が正しく動作していないことが判明しました。

WV-DR9修理事例

修理作業内容

  • キャプスタンモーターを交換
  • タイミングベルトを新品に交換
  • 各部の調整
  • VHS側およびDV側の機構を含めた基本動作チェック

上記の対応により、VHSテープのスムーズな挿入・再生動作が復旧しました。

動作確認と完了

テープの挿入・排出・再生・巻き戻し・早送りといった基本動作をすべて確認し、正常動作を確認。
テープ走行も安定しており、無事お客様へご返却となりました。

まとめ、料金

WV-DR9のような複合デッキは構造が複雑なため、1箇所の劣化が複数の不具合に連鎖することも少なくありません。

「テープが入らない」「動きが鈍い」と感じたら、無理に使い続ける前に、ぜひ一度ご相談ください。

長年の経験と技術を活かし、大切な機材を丁寧に修復いたします。

技術料金16,500円
部品料金1,100円(タイミングベルト)+3,300(キャプスタンモーター)

※業務用の場合、作業困難度によっては料金が変わる場合があります。
※別途送料がかかります。

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